半年ほど極真空手を習っています。
私はどんな人かというと
- 40代半ば
- 空手未経験
- これまで武道の経験は一切なし
- やせ型
- 猫背
- 体硬い
であり、空手とはまったく無縁でした。
しかしここ最近急に「姿勢がよくなりたい」「名探偵コナンの蘭ねーちゃんの空手シーンがかっこいい」「何だか強くなりたい」と思うようになり、勢いで近所の空手教室に入会しました。
こんな私ですが、半年たった今でも楽しく空手道場に通っています。
空手をやってみたいが不安という40代女性のために、空手道場ではどんなことをやるのかをお教えします。
空手は40代からはじめても大丈夫!
「空手に興味があるけど歳が・・・」
正直私も年齢に不安がありました。
しかし、空手は何歳からはじめても大丈夫です!
実際私の通う道場には、50代からはじめた男性もいらっしゃいます。
お子さんと一緒に習いはじめたお父さんお母さんもいらっしゃいます。
体力なし、体が硬い、でも何とかなる!
空手といえば、体力的にキツいイメージがあるかもしれません。
足を高く上げて蹴るので体が硬いと無理なイメージもあるかも。
確かに体力的にはキツいし、体が硬い(特に股関節が硬い)とうまく蹴ることができません。
特に私はかなりの猫背であり、気を抜くとすぐ背中が丸まり師範に注意されます。
しかしそんなに無理をさせられることはありませんので安心してください。
(むしろ40代からはじめて無理したら大変なことになる!)
最初に念入りに柔軟体操をしますし、適宜休憩が入るので、あまり心配しなくても大丈夫です。
空手はストレス解消にもってこい
空手には
- フルコンタクト空手:顔以外の部分に拳や蹴りを相手に入れるスタイル
- ノーコンタクト空手:拳や蹴りを相手に当てる直前で止めるスタイル
があります。
極真空手はフルコンタクトです。
ミットを着けた相手に突き、蹴りを入れます。
これがストレス解消になります!(あまり張り切りすぎるとスタミナ切れも・・・)
他にも手、足に防具をつけ、相手の体に直接突き、蹴りを入れる練習も行います。
攻撃し、防御するのですが、初心者にはこれが難しく、攻撃または防御の一辺倒になってしまいます。
空手の稽古はどんなことをやるの?
私の通う道場では、毎回次の流れで稽古を行います。
全部で1時間半くらいになります。
1.神前に礼、黙想
まずは道場生全員で正座し神前に礼、黙想をします。
2.準備運動
入念に準備運動を行います。
前屈、開脚による柔軟はもちろんのこと、股関節、手首、足首、指、首回りなど全身のウォームアップを行います。
3.基本稽古
その場で突き、受け、蹴りを行い、体を動かします。
立ち方や技に1つ1つ名前があるのですが、これを覚えるのが大変です(まだ全部覚えていません)。
最初はできなくて当然です。
周りの人や鏡を見ることで少しずつそれっぽくなります。
姿勢が悪く筋力のない私は気を抜くとどうしても形が崩れてしまいます。
4.移動稽古
基本稽古で行った技を今度は前に移動しながら行います。
左右の手、足で全然違う動きをするので頭が混乱します。
5.ミット稽古、組手、型稽古
稽古の最後は「ミット稽古」「組手」「型稽古」のどれかを行います。
- ミット稽古:ミットを着けた相手に対して突き、蹴りを入れる練習
- 組手稽古:相手と組んで攻め、受けの練習
- 型稽古:一人で移動しながら決まった突きや蹴りをする練習
6.最後に礼、黙想、掃除
最後に礼、黙想、全員で道場の掃除をして終了です。
道場の探し方
私はインターネットで近所の道場を探しました。
たいていの道場は体験させてもらえるので、興味があればぜひ行ってみましょう。
私は体験に行く前に、メールで「女性、未経験、40代」でも大丈夫か?ということを問い合わせてみました。
心配であれば事前にどんな人が通っているか聞いてみた方がいいでしょう。
ちなみに私の通っている道場で大人の男女比は、男性8:女性2くらいでしょうか。
レベル別クラスはないので、私のような白帯初心者から黒帯の猛者まで一緒に稽古をしています。
ちびっこと大人のクラスは分かれているものもあれば、合同のものもあります。
まとめ
女性未経験40代が今から空手をやっても全然遅くありません。
稽古についていくのは確かに大変です。
しかし師範や先輩方が常に気にかけてくれますし、無理させられることもありませんので安心してください。
まずは気になる道場に見学に行ってみましょう。
押忍!