私にとってひとり仕事にして気が楽になったことの1つが「周りの顔色をうかがう必要がなくなった」ことです。
空気を読みすぎて仕事中人に声をかけることが苦手でした。
些細なことでも周囲の顔色をうかがいすぎて疲弊していた過去
以前会計事務所に勤めていたころは、周りの顔色をうかがって疲弊することがよくありました。
例えば上司に話しかけたくても、相手がパソコンで作業をしていたり書類に目を通していたりすると「今声をかけたら邪魔になるかな?」と思い、いつまでも話しかけることができません。
まるで大縄跳びで縄に入るタイミングをうかがうかのように、チラチラ上司のほうを見ては「今ならどうかな?今ならどうかな?」と顔色をうかがっていました。
周りがそれに気づいて「別に話しかけても大丈夫じゃない?」と言ってくれ、それをきっかけにやっと話しかけることも何度かありました。
他の人は上司が作業していようと話しかけ、さっさと用を済ませます。
考えてみると職場にいるときは皆何らかの作業をしているので、話しかけてみないと本当に手が離せないのか実はそんなに忙しくないのかはわかりません。
それなのにどうしても「作業を中断させたら悪い」と思い、声をかけることに躊躇しました。
電話をかけることも苦手でした。
「今かけたら忙しいかな?」など、かける前にアレコレ考えて疲れてしまうからです。
顔色うかがいから解放された今はとてもラク
ひとり仕事をすることで、ようやく職場の顔色うかがいから解放されました。
上司や同僚への相談はできなくなりましたが、それでも気持ちはラクになりました。
電話もできる限り使わないようにしています。
本当は、相手が声をかけられたタイミングで対応できるかどうかを決めればいいことであり、こちらで判断できることではないのでとりあえず声をかけてみるしかないのでしょう。
しかし空気を読みすぎてしまう性格は、どうしても変えることはできません。
いま勤務することになっても、また周りの顔色をうかがい疲弊してしまうでしょう。
あのストレスから解放されるにはひとり仕事をするしかない、そう思います。