「会計事務所の担当者がコロコロ変わる」
これは会計事務所に対する不満の1つでしょう。
担当が変わるとまた1から説明しなければならず、人間関係もやりなおしです。
なぜ会計事務所の担当者がコロコロ変わるのかをお話いたします。
目次
会計事務所はスタッフの定着率の低いところが多い
会計事務所は一般的にスタッフの定着率が低い業界です。
なぜ定着率が悪いのかというと、
- 低賃金
- 長時間労働
- 所長との相性が悪い
- お客さまとの相性が悪い
- 税理士を目指す人は独立志向が高いため、ずっと勤め続ける気がない
など、⑤を除けば典型的ブラック企業みたいなところが少なくありません。
そのためどんどん人が辞めていき、新しい人がどんどん入ってきます。
しかもロクな引継ぎをしないところが多く、トラブルが発生しやすいです。
会計事務所の都合で担当者が変わることもある
担当者が辞めなくても会計事務所の都合で担当者が変わることもあります。
例えば、今までの担当者の経験値が高くなったので、こちらをもっと大きな案件に回して、代わりに経験の浅い担当者がつけられるなどです。
担当変更後、新担当のBさんより旧担当のAさんの方がよく知っているからとAさんあてに連絡しても繋げてもらえなかった、という経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
(お客さまもムッと来ると思いますし、Bさんの立場も辛いです・・・)
正直、お客さまより自分たちの都合を優先する会計事務所は多いです。
私がひとり税理士を選んだ理由
私自身、転職回数が多くお客さまにご迷惑をおかけした1人です。
「また担当が代わるの?」と言われることもあり、本当に心苦しい思いをしました。
私は今、人を雇わずすべて私が対応する「ひとり税理士」というスタンスをとっています。
担当者がコロコロ変わることによって、お客さまにご迷惑をおかけしたくないからです。